2019.04.07
株式会社Lakke
玄関スペースが後付で増築されたこともあり、建物に入ってすぐにキッチンの流し台とコンロがありました。トイレの奥に浴室がありとても不便な間取でした。
立地条件
築年数およそ100年超(関東大震災前)
既存のコンクリートの建物に付属した木造部分を改築
外壁コンクリートにツタが絡まり、表面が老朽化している
部屋の内部は断熱性もほぼなく、寒くて暑い
コンセプト
既存のコンクリートの建物を生かしたデザインする
コンクリートが劣化してしまった外壁を修復し、メンテナンスする
素材の選定に気を配り、本物感を出す
お客様からのご要望
先代から住み続けるこの住まいを、今後も住み続けたい
海外で購入したスイッチや、照明器具を使って欲しい
歴史的に古い建物にマッチするようなデザインとして欲しい
塩ビやアルミを極力使わずに、素材感を大事にしたい
設計上のポイント
扉や窓は木の無垢材として、重厚な印象とするよう配慮しました。
海外モノの設備は、現場で寸法を合わせながら他と調和をとりました。
既存の外壁を補修して、中の壁のインテリアとして活かしました。
費用 | 800万円(税込) | 物件種別 | 一戸建 |
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リノベーション 形態 |
持ち家のリノベーション | 家族構成 | ファミリー |
築年数 | 115年 | 面積 | 50.00㎡ |
施工期間 | 3ヶ月 |
BEFORE 玄関スペース横にキッチンがあり、トイレ、浴室という間取です。
AFTER 今までは、トイレの中を通ってお風呂でしたが、トイレのレイアウトを変更し使いやすくしました。玄関に入ってすぐにキッチンだった部分もキッチンを移動し、雑然になりがちだった空間を整理しました。