2015.07.24
株式会社サジェスト
町家の要素でもある"格子""障子""畳"を取り入れ、1人暮らしを始めてから約10年間かけて集めたデザイナーズ家具が生える空間にしたいとご希望でした。
余計な扉を設けず、奥へ奥へと続く空間は、町家をイメージしたつくり。 玄関を開けると、すぐ左手にはモルタルのアトリエスペース。ここは、自転車や製図用の机、名作家具のミニチュア模型などがずらっと並びます。アトリエスペースの反対側に取付けた格子引き戸をカラカラと引くと、そこは洗面スペース。
格子から微かに見える洗面化粧台の黄色×白で市松張りにしたタイルが、日本人の和の心をくすぐります。こだわりのお風呂には、大きな窓。自慢の部屋や家具が常に見られるため、いつもついつい長風呂になってしまうとか。普通、収納として使いがちなデッドスペースをIさん宅では、中庭に。そこに小石とお手製の行灯を置き、格子とのバランスを楽しんでいるIさん。 収納よりも、好きな家具を楽しめるスペースとして有効活用する方が、自分らしい空間になると話すIさん。今後も家具を色んな場所に置いて試してみながら、部屋をつくり込んでいくそうです。
費用 | 10000000万円(税込) | 物件種別 | マンション |
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リノベーション 形態 |
家族構成 | ||
築年数 | 33年 | 面積 | 60.48㎡ |
施工期間 | 約2ヶ月 |