2026.08.27
明和地所株式会社
本住戸は、18階からの圧巻のパノラマ眺望と連続FIX窓というタワーマンションならではの大きなポテンシャルを有していました。しかし改修前は、ダイナミックな景観がありながらも窓際が活かされず、足元は単なるデッドスペースとなっていました。また、約13.5帖のリビングダイニングは隣接する洋室や壁に囲まれた半閉鎖的なキッチン(約3.7帖)によって空間が細分化されており、86㎡超の専有面積を持ちながらも広がりを感じにくいレイアウトでした。内装も築年数相応の標準的なナチュラル仕様で、都心タワーのロケーションに見合うラグジュアリー感や居心地の良さが十分に発揮されていない点が課題でした。そこで、この「窓際のデッドスペース」と「閉鎖的なLDK」を解消し、圧巻の景観を日常の豊かさへと取り込む空間の再編成が求められました。
隅田川の水辺と都会的な街並みが共存する「中央区佃・月島」のロケーション特性を室内に手繰り寄せる空間再編を行いました。最大の見所は、連続FIX窓に沿って新設した「腰窓ベンチカウンター」です。既存のデッドスペースを、ウォーターフロントの景色や風光に身を委ねられる「サードプレイス」へ昇華。洋室の形状を見直してLDKを約16.0帖へと拡張し、都心と空のパノラマを室内に大きく取り込んでいます。 キッチンは壁面を落とし、作業性の高い約4.3帖の「コの字型」へ刷新。壁面全体にシームレスに貼った大理石調タイルやフィオレストーン天板、アッパーライトにより、上質なコックピット空間を実現しました。 内装はグレージュの木目、大理石調アクセントタイル、折上天井の間接照明を重ね、この地ならではの上質な光を引き立てるシックモダンな空間へ。さらに玄関床の大判タイルや洗面室のツインボウルなど、住まい全体をホテルライクな質感で統一しました。 単なる内装修繕にとどまらず、佃・月島の豊かなロケーションと都心タワーマンションの潜在的な景観価値を最大限に引き出した住まいです。
| 費用 | 1900万円(税込) | 物件種別 | マンション |
|---|---|---|---|
| リノベーション 形態 |
その他 | 家族構成 | |
| 築年数 | 20年 | 面積 | 86.38㎡ |
| 施工期間 | 3か月 | 構造 | RC |