2026.08.26
リズム株式会社
1984年竣工、築40年を超えて時を重ねてきたマンション。元は42.36㎡の2DKだった間取りは、建てられた当時の家族の暮らしを想像させる空間でした。場所は、板橋区役所前駅から徒歩2分。かつて宿場町として人々が行き交い、今も旧中山道沿いの情緒ある商店街や路地に、日々の暮らしが息づく板橋。都心へのアクセスに恵まれながら、昔からある風景に新しい暮らしが重なり、街もまた時代とともに変化を続けています。増え続けるマンションストックを、これからの賃貸住宅としてどう住み継いでいくか。既存の2DKをただ新しくするのではなく、今の暮らし方や人とのつながりを見つめ直し、そんな問いに実際に東京で暮らす人たちの声を拾い集めたことから、このKonomaプロジェクトは始まりました。
限られたワンルームに、暮らしの豊かさを描いてきたREISM。
フルスケルトンからのリノベーションで、新しい住まいのかたちを提案してきました。
本プロジェクトでは、REISMの部屋で暮らす入居者の「こんなお部屋があったらいいな」という想いを空間へ落とし込みました。
内装を解体したフルスケルトンの段階で第三者機関によるインスペクションを実施。必要な補修を経て、新たな空間をつくり上げています。
玄関には「好き」を飾れる棚を設け、靴箱は視線から隠す。
ベッドは腰壁で仕切り、プライベートな場所を「奥」へ。
光が集まる窓際には、旅館の広縁のように人が集まる小上がりを。
キッチンは居室側へ寄せ、料理をしながら会話を楽しめる距離感に。
内窓や格子が光と空間をゆるやかに紡ぎ、少しトーンを落とした壁と木の温もりが、穏やかな空気をつくり出す。
時とともに無垢材の風合いが深まる「経年良化」も、この住まいの魅力。
再生した住まいはオーナーへ販売し、自社で入居者募集・賃貸付けまで担います。
入居者とともにつくる「ここで暮らしたい」という魅力を、オーナーが長く持ち続けたいと思える価値につなげます。
日本の住まいに息づく「奥」や「間」を大切に、人と過ごす時間も、ひとりの時間も豊かに。
住む人にも持つ人にも、長く愛される住まいを目指しました。
| 費用 | 743万円(税込) | 物件種別 | マンション |
|---|---|---|---|
| リノベーション 形態 |
リノベーション賃貸 | 家族構成 | 一人暮らし |
| 築年数 | 41年 | 面積 | 42.36㎡ |
| 施工期間 | 74日 | 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |