2016.10.15
株式会社バレッグス
玄関を開けるとキッチン、脱衣所がひとつになった空間が現れます。昔ながらの1DKによくある間取りですが、決して現代的とは言えず、リノベーションで間取りを変更するにしても何かと頭を悩ませることの多い間取りでもあります。壁位置を変える、それだけでは少し芸がない。だからほんの少し、リノベーションらしい解決の仕方を提案させていただきました。
築51年の築古マンションの一室を土間と吊戸で生活スペースを振り分けたリノベーションです。
玄関から続く土間が前面の造作棚、さらに天井のアクセントカラーへと繋がり、縦のラインが強調された空間になっています。土間の左右は吊戸となっており、吊戸を閉めた状態では、プライベートを一切見せることなく“エントランスホール”として機能し、靴のまま使用するなど、室内ながらアクティブな使い方もできるつくりです。
反対に、土間の左右の吊戸を開け放つと抜けのよいワンルームとなり、気持ちよい風や光が行き来するリラックススペースとして使うことができるようになっています。用途やシーンによって様々な使い方ができるアレンジ幅を備えたリノベーション空間となっています。
費用 | 270万円(税込) | 物件種別 | マンション |
---|---|---|---|
リノベーション 形態 |
家族構成 | ||
築年数 | 59年 | 面積 | 28.34㎡ |
施工期間 | 1.5 |