リノベーション事例

2026.08.25

何LDKに、答えない家

  • 北海道
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札幌アポロ株式会社

この家にも、かつてはたくさんの部屋があった。
玄関、廊下、リビング、ダイニング、和室、サービスルーム、洗面脱衣室。それぞれに名前があり、その役割を壁で分けた2LDK。
けれど、ひとりで暮らす人に、この境界はすべて必要だろうか。
私たちが壊したかったのは、壁そのものではない。
この部屋では、こう過ごすという間取りの固定観念だ。
BEFOREは、暮らしを「部屋」で分けた家。
AFTERは、暮らしを「行為」でつないだ家へ。
ルームからエリアへ。
部屋数を減らすことから、このリノベーションは始まった。

この家、何LDKですか?

住宅を選ぶとき、当たり前のように交わされる質問だ。
でも、ひとりで暮らす家に、リビング、ダイニング、寝室、廊下、洗面所本当にそれだけの部屋が必要なのだろうか。
家族のかたちも、働き方も変わった。それなのに住まいは今も何LDKという部屋数で語られている。
もとは2LDKだったこの住戸を、私たちはワンルームにした。
壁をなくしたのではない、部屋で分けていた暮らしを、エリアで編み直した。
玄関と収納は帰る・しまう・出かけるエリアへ。
ホールまで含めた洗面脱衣空間は洗う・整える・着替えるエリアへ。
LDKと寝室も壁で用途を決めず、段差や家具、素材、光によって居場所を緩やかにつくった。

ルームで分けるのではなく、エリアでつなぐ。

ワンルームとは、部屋がひとつしかない家ではない。
部屋という単位で、暮らしを分けない家だ。
食べる、働く、本を読む、映画を見る、眠る、何もしない。
その日の気分で住まい全体を自由に使い、その人が過ごした場所が、その瞬間の居場所になる。

部屋数は減った。居場所は増えた。

ひとりで暮らす家は、家族で暮らす家の縮小版でなくていい。
家族のかたちが変わるなら、間取りの常識だって変わっていい。
これからの住まいを表す言葉は、まだ何LDKの外側にある。

費用 990万円(税込) 物件種別 マンション
リノベーション
形態
リノベーション済み物件 家族構成 一人暮らし
築年数 41年 面積 51.40㎡
施工期間 3ヵ月 構造 鉄骨鉄筋コンクリート造

間取り

BEFORE 2LDK

AFTER ワンルーム

お問い合わせ先

札幌アポロ株式会社

〒064-0805 北海道札幌市中央区南5条西10-1015

TEL:011-299-3786

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