2026.08.03
有限会社中川正人商店(ASTER)
一度目の住まいは、新築マンションだった。新築ならではの安心感や快適さはありながら、暮らし始め、家族が増えていく中で、少しずつ「もっとこうだったら」が積み重なっていった。部屋数が足りない。LDKが狭い。在宅ワークをする場所もない。ずっと憧れていたアイランドキッチンも、既製の間取りでは諦めていた。
二度目の住み替えで求めたのは、単に広い家ではなく、自分たちの暮らしに合わせてつくれる住まいだった。立地や学校、川沿いの眺望、公園や図書館など周辺環境にもこだわり、選んだのは、以前から気になっていた中古マンション。
新築では叶えにくい暮らしを、既存の場所を選び直し、内部を自分たちに合わせてつくり変える。二度目の家づくりは、「買う」だけではなく「つくる」という選択から始まった。
引き渡し後、「ここで暮らしてみて、今までいろんなものを妥協していたんだな、と気付きました」と施主。
実は家の購入は今回が2度目。
一度目の家で暮らしたからこそ、自分たちの暮らしで叶えたい要望が分かっていた。
目指したのは、広いLDK、木製のアイランドキッチン、家族それぞれの個室、独立したワークスペース、家事ができる広さの脱衣室、玄関の土間。
そして、それらをただ並べるのではなく、日々の動きに合わせてつなぐ回遊動線。
既存の3LDKを、個室をコンパクトにすることで4つの個室を確保しながらLDKを広げた。
ワークスペースも必要な広さに絞り、収納は一か所にまとめず、必要な場所に分散。
限られた面積の中で、家族にとって必要なものを一つずつ選び、寸法を細かく調整していった。
特にこだわったのはキッチン。長年憧れていたアイランド型を木の質感を生かした造作で実現し、下がり天井からカーテンの納まりまで、空間全体を一体で計画。
自分たちのためにつくった家だからこそ、家に置くものまで丁寧に選ぶようになり、以前よりも住まいそのものを大切にするようになったという。
二度目の家は既製の住まいに暮らしを合わせるのではなく、これまでの暮らしで得た気づきをもとに、自分たちで”つくる家”となった。
| 費用 | 1625万円(税込) | 物件種別 | マンション |
|---|---|---|---|
| リノベーション 形態 |
中古を買ってリノベーション | 家族構成 | ファミリー |
| 築年数 | 17年 | 面積 | 76.90㎡ |
| 施工期間 | 2か月 | 構造 | RC |
お問い合わせ先
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