2025.09.18
株式会社i-Plain
 
                                築31年の戸建ての二間続きの和室は、和の趣は残るものの使い勝手に課題がありました。間仕切りや障子で区切られていたため、リビングとのつながりが弱く、空間の広がりを十分に感じられませんでした。床は経年で硬さが出ており、和室ならではの居心地はあるものの、現代の生活スタイルには少し不便さを感じる状態でした。また、窓からの光も十分に取り込めず、庭の景色を楽しむことも難しい状況でした。「日常の暮らしに合わせて、もっと開放的で、趣味や作業も楽しめる空間にしたい」との思いから、今回のリノベーションを決断しました。
築31年の戸建ての二間続きの和室を、暮らしの幅を広げる「セカンドリビング+寝室」へとリノベーションしました。和の趣を大切にしながらも、現代のライフスタイルに合った開放感と落ち着きを兼ね備えた空間です。
床は無垢材フローリングに張り替え、素材感と温かみをプラス。壁・天井は明るいクロスで仕上げ、木部を塗装で引き締めることで全体の印象を整えました。掃き出し窓は断熱性の高いペアガラスに交換し、新設したウッドデッキとつなげることで、庭の景色を楽しめる設計に。外と内が自然につながり、四季の移ろいを身近に感じられる空間となっています。
また、障子や欄間を撤去し、天井まで届く引込戸を導入。開け放てば庭と一体化した広々としたリビングに、閉じれば落ち着きのある寝室へと切り替え可能です。さらに造作の机と本棚を備え、趣味や作業の場としても活用できます。寝室側には和紙調のワーロン障子を室内窓として取り入れ、やわらかな光を通す演出を加えました。
和の趣とモダンな要素を融合させたデザインにより、日常に安らぎと心地よさを添えるセカンドリビングが完成しました。
| 費用 | 541万円(税込) | 物件種別 | 一戸建 | 
|---|---|---|---|
| リノベーション 形態 | 持ち家のリノベーション | 家族構成 | |
| 築年数 | 31年 | 面積 | 40.00㎡ | 
| 施工期間 | 1ヶ月 |