2025.09.18
株式会社i-Plain
 
                                築39年のマンションを購入した際、和室とリビングのつながりが十分でなく、空間の広がりを感じにくいのが気になっていました。和室は押入や畳の仕様で居室としては使い勝手が限られ、リビングと分断されている印象でした。またキッチンは壁に囲まれ、暗く閉鎖的で、家全体のデザインにも馴染みにくい状態でした。収納も限られており、生活感が出やすく整理整頓しづらいことも悩みのひとつでした。「明るく開放的で、生活動線も快適なLDKにしたい」という思いから、今回のリノベーションに踏み切りました。
築39年のマンションを舞台に、和室を洋室へと変更し、LDKと一体化させたリノベーションを行いました。既存の間取りを活かしながらも、住まい全体に広がりと上質さを取り入れたプランです。
リビングの入口にはこだわりのガラスドアを採用。空間のつながりを感じさせながらも、シンプルでモダンなアクセントを加えています。また、隣接する洋室にはお客様ご手配のパネル引戸を設置予定であったため、一部に下がり壁を設けました。扉を開け放てばLDKと一体化した大きなリビングとして使え、閉じれば落ち着きある寝室として独立。暮らしのシーンに応じて柔軟に使い分けられる構成となっています。
リビングの象徴的な壁の背面は収納スペースとして活用し、建具を設けずオープンにすることで生活感を排除。キッチンは壁を撤去してリビングとのつながりを重視し、さらにアクセントカラーを加えることで空間全体を引き締めています。押入は襖を撤去して塗装仕上げに変更し、軽やかで開放的な印象に。
床材にはお客様が選ばれたカーペットを採用。フローリングでは表現しにくい静けさや柔らかさが空間に宿り、シンプルモダンなインテリアを引き立てています。快適性とデザイン性を兼ね備え、住まいに新しい価値を与えるリノベーションとなりました。
| 費用 | 682万円(税込) | 物件種別 | マンション | 
|---|---|---|---|
| リノベーション 形態 | 持ち家のリノベーション | 家族構成 | |
| 築年数 | 39年 | 面積 | 70.00㎡ | 
| 施工期間 | 2ヶ月 |