リノベーション事例

2025.09.18

広さは数字じゃなく、暮らしの実感で

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株式会社コスモスイニシア

かつての間取りでは、ダイニングとキッチンが分かれ、リビング空間が窮屈になりがちでした。
せっかくのワイドな窓と開放的な眺望が、活かしきれていなかったのも惜しい点。
限られた専有面積のなかで、「ゆったり暮らす」という理想と、配置の現実が噛み合っていない状態でした。

この10年、資材や不動産価格の高騰を背景に、都市における住戸面積の縮小が進みました。
「広いリビングがほしい」と願っても、予算の壁に阻まれ、あきらめざるを得ない人が増えています。
調査※1によれば、新築・購入・リノベ時に重視されるのは「設備」「立地」「品質」、そして「リビングの広さ」。
けれど実際には、最も妥協されているのもまた「リビングの広さ」です。
その一方で、リビングでやりたいことは「ゆったり」「ワーク」「ヨガ」など多様化しており、
限られた面積と理想の暮らしのあいだに、大きなギャップが生まれています。
「仕方ないよね」が口ぐせになりはじめた今、本当にそうだろうかと、私たちは小さく問い直すことから始めました。
コスモスイニシアの“すごし方ファースト”な設計と、パナソニック「Life Style Fit」の提案を組み合わせ、理想と現実を両立する「スペパプラン」を構築。
中古分譲『木場サニータウン』の一室(61.50㎡)では、キッチンとダイニングの配置を見直してリビングを拡張。さらに、ゆるやかに仕切ったサンルームや、家事動線を意識した三角レイアウト、ロボット掃除機対応の洗面室など、暮らしの流れがスムーズになるよう、工夫を考え込みました。
面積の大小ではなく、「どう暮らしたいか」から設計を始める——
そんな新しい選び方を広げていきたいと考えています。

費用 790万円(税込) 物件種別 マンション
リノベーション
形態
リノベーション済み物件 家族構成
築年数 42年 面積 61.50㎡
施工期間 3か月

備考

※1[出典]パナソニック「物価高騰下における住宅購入ニーズ調査」 調査概要 調査期間: 2023年10月 調査方法:インターネット調査
調査対象:都市圏において3年以内に新築購入・リノベーションを検討した30代~50代男女400人 ※内訳:新築検討層:200人 リノベーション検討層:200人
詳細:https://sumai.panasonic.jp/kitchen/space/?utm_source=release&utm_medium=other&utm_campaign=spaceperformance2312/
※2スぺパ=スペースパフォーマンス:空間対効果、空間の利用効率を良くする暮らし方・過ごし方のこと

間取り

BEFORE 3LDK

AFTER 2LDK

お問い合わせ先

株式会社コスモスイニシア

〒108-8416 東京都港区芝5-34-6 新田町ビル

TEL:03-5444-3740

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