2025.09.05
株式会社ハウジングネットワン
築43年の住宅は、気密測定を行ったものの測定不可という結果に終わり、解体してみると断熱材は使われておらず、床下は土が剥き出しの状態。現状のままでは、住む人の体に負担がかかる住まいであることが分かりました。また、現代の生活様式には合わない間取りで、全体的に設備も老朽化していました。
解体は二度に分け、現状の把握を行いながら進めました。断熱材が使われていなかったことから壁内に湿気がこもらず、柱や梁は再利用できる良好な状態でした。間取り変更に際しては、必要な柱や梁の補強を行い、全ての接合部に金物補強を実施しています。
広島市内では、新築戸建住宅用の土地が少なく価格も高騰しているため、土地を購入して新築戸建を建てるという選択肢を取りにくい現状があります。
一方で、広島市内の空き家率は11.7%(令和5年住宅・土地統計調査結果)となっており、全国の空き家率13.8%と比べると低いものの、増加傾向にあります。広島県でも「空き家活用推進チーム」を設置するなど、空き家対策に取り組んでいます。
今後増加が見込まれる空き家のリノベーションにおいては、ただ表面を綺麗に整えるだけでなく、耐震性や構造など基本的な品質の安心を提供できるリノベーションが求められます。
そこで私たちは、築43年の中古戸建を購入し、断熱性能や気密性能を高めてリノベーションを行い再販するプロジェクトに取り組みました。
高性能の断熱材・サッシ・換気システムを採用し、柱と断熱材のわずかな隙間にも気密処理を施すことで、夏も冬も心地よく過ごせる空間に仕上げました。工事後の気密測定では、C値1.32を達成。家中どこにいても温度差が少なく、ヒートショックのリスクを軽減。急激な温度変化による体への負担が少ない、健康的に暮らせる住まいへと生まれ変わりました。
また、2階をリビングとした間取り変更により、明るいLDK空間を実現。南側の高窓から吹き抜けを通して光が届く、開放感あふれる設計としました。
| 費用 | 2480万円(税込) | 物件種別 | 一戸建 |
|---|---|---|---|
| リノベーション 形態 |
中古を買ってリノベーション | 家族構成 | ファミリー |
| 築年数 | 45年 | 面積 | 82.13㎡ |
| 施工期間 | 約5ヶ月 |
お問い合わせ先
〒730-0806 広島県広島市中区西十日市町9-13 第3NYビル
TEL:0120-822-290