リノベーション事例

2024.09.17

テーマカラーで異テイストをまとめた愛着のある住まい

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阪急阪神不動産株式会社(阪急阪神のリフォーム)

中古でご購入の際に一度リフォームはしたものの、空間や動線をうまく使えずに約130㎡のお部屋の内、ご夫婦共ほぼ和室部分で過ごされていたそうです。物に関しても奥様が特に衣装持ちで、洋服や靴、鞄などがあふれ、またご夫婦のお仕事の関係上、書籍や書類もかなり沢山おありでそれらの収納場所にとにかく困っていらっしゃいました。
またマンションの構造上、リビングの天井が比較的低くさらに大きな梁が通っていたため、広さはあるけれどどこか圧迫感のあるリビングにも不満を持たれていたそう。リフォーム検討時は、マンションの立地や環境には満足しているものの、あまりご友人を呼ぶことは無くなっていたようです。一方で、前オーナーがこだわったというタイルや大理石を張りめぐらせた玄関、廊下、洗面、トイレの雰囲気はとても気に入っていらっしゃった為、リフォームでその価値が失われるのではないか。との不安も抱えておられました。

お好みが幅広くデザインを絞るのが難しかったため、まずはテーマカラーを決定しました。ベースカラーにグレー、メインカラーをダークブラウン、以前の雰囲気も残せるようアクセントカラーにブルー、ポイントカラーをゴールドとし、ショールーム同行の際に実際お客様が気に入られたものをヒントにデザインをまとめていきましたが、少しづつ異なるテイストをテーマカラーに落とし込むことで、全体的な雰囲気はあまり違和感なくまとめることが出来たと思います。
LDKの圧迫感のある梁と天井の低さは、間接照明で広がりを持たせ、縦型ブラインドや縦方向の木パネル等で視覚的に高く見えるよう工夫しました。収納に関しても、しまたいものをグループ分けし計画的にプランニングしたことで、以前よりも決まった場所に沢山収納できるようになりました。解体途中に残せるタイルと大理石は残したいとのお二人の切実な思いを受け、工事の計画を大きく変更し進めました。つぎはぎでも良いからとのことで、玄関の特徴的なブルーの大理石、洗面壁と廊下の大判タイルの一部は残すこととしました。スケルトンリフォームで既存の物を残すことや、突然の仕様変更は大変でしたが、それらを逆手に取り、新旧のカラーを揃える等苦労した分、お客様にとっても我々にとっても非常に愛着のある空間に生まれ変わりました。ご多忙にも関わらずご友人を呼ぶ機会が増えたと嬉しいお言葉を頂いています。

費用 2800万円(税込) 物件種別 マンション
リノベーション
形態
持ち家のリノベーション 家族構成 二人暮らし
築年数 27年 面積 129.74㎡
施工期間 3.5カ月

間取り

BEFORE 4LDK

AFTER 3LDK+WIC

お問い合わせ先

阪急阪神不動産株式会社(阪急阪神のリフォーム)

〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田町1-1-4 阪急ターミナルビル内

TEL:0120-8984-90

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