リノベーション事例

ご主人の転勤で福岡から大阪へ転居され、賃貸マンションにお住まいだった施主様ファミリー。福岡に住んでいるときからマンション購入を考えていたそうで、大阪へ転居されてから本格的に物件探しをスタートしました。これまで10件以上を内見してきたそうですが、なかなか理想的な物件に出会えず諦めそうになったタイミングもあったといいます。そんな中、営業担当から紹介させていただいた当物件を内見。約100㎡近い広さ、眺望の良さ、リビングに吹き抜け、洗面室に屋根裏部屋があるところに魅力を感じ、いつか賃貸や売却するときのことも考えて購入を決意されました。

ジャパンディスタイルの内装をイメージして、理想の間取りや設備を「絶対に叶えたいMAST」、「できれば叶えたいWANT」の2つに分け、パワーポイントにまとめられた施主様。その資料をもとに設計打ち合わせを進めていきました。
大きなキッチンは、リビングダイニングにいる家族や友人と空間を共有できるオープン設計。キッチンの前面にはダイニングテーブルとしても使うことができるカウンターを造作しました。テーブルに料理を運ぶ手間が省けて家事動線の短縮になるため、お子さんと食事する際はカウンターが大活躍しているそう。
ガラス引き戸でリビングとつながる約5.4帖のサービスルーム（納戸）は、在宅でお仕事をされる奥様のワークスペースです。椅子を並べてお子さんと一緒に勉強ができる広さのデスクに設計しました。奥は可動棚を設置したシューズインクローゼットになっており、白い引き戸を開けると玄関と繋がります。
玄関を入って左には、奥様がこだわったアーチの開口があり、奥へ進むと隠れ家のようなヌックがあります。ちょっとした腰掛けとしても、お子さんたちの遊び場としても、ご両親がお泊まりする際の寝室としても使うことができ、床下収納とコンセントも備え付けた便利なスペースです。

間取り