2024.09.12
株式会社ニューユニークス
Y夫妻がリノベの舞台として選んだのは、都内ではなかなかお目にかかれない99㎡の物件。年季を感じる内装に一抹の不安があった奥様だが、ご主人が惚れ込んだ物件のポテンシャルを信じ購入を決断した。
目指したのは、「二人らしいね」と言ってもらえるような、今までに誰も出会ったことがない唯一無二の空間。やりたいことを全て詰め込もうと思うと予算に収まらないことは明白だったが、ただ諦めるのではなく、根底を変えずに落とし所を見つけようと担当デザイナーと一丸となって切磋琢磨したという。
奥様念願のテンパードアやパーケットフローリングはデザイナー自らも「これはやりきりましょう!」と、みんなで守り切ったデザイン。その熱意が嬉しかったと語る。
「欲しいソファがある」「博物館ゾーンはまだまだ発展途上で」と、夫妻の家づくりへの熱意は尽きることを知らない。Y邸の今後の展望に、まだまだ目が離せない。
ここはゲームクリエイターの夫妻が暮らす、『美術館×博物館』をコンセプトに好きなゲームやアニメを自然に感じられる空間だ。
家づくりに並々ならぬ意欲があった夫妻。とにかく自由な家づくりがしたいという思いに、同じ熱量で応えてくれたのがnuだった。
「nuさんには“クリエイター同士で良いものをつくっていきたい”と伝えました。返ってきたのは『お二人の思いをぶつけてください』の一言。私たちの想いを叶えてくれるのはこの人たちしかいないと思いました」とご主人。
内見でL字型の間取りをみた瞬間に、「この躯体壁を境に世界観を分断したら、面白いことができそうだ」と直感したこの物件。早速3Dパースを起こし始めると、クリエイターの二人からは泉のようにアイデアが溢れ出した。
白の空間には悠然と佇むオープンキッチンとゲームモチーフのアートを飾り、夫妻だけの美術館に。
造作のテンパードアの先に続く博物館ゾーンはこだわりのフローリングとダークグレーの壁、造作の内窓を掛け合わせ、フィギュアや鉱物コレクションを飾るにふさわしい重厚な空間に纏めあげた。
二人の『好き』を等身大に感じられる、こだわりに満ち溢れたY邸。
夫として・妻としてではなく、“二人のクリエイター”として一生分ディスカッションしてつくり上げた絶対的な世界観。
リノベの楽しさをそのままデザインしたような自由な暮らしが、そこにあった。
費用 | 2560万円(税込) | 物件種別 | マンション |
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リノベーション 形態 |
中古を買ってリノベーション | 家族構成 | 二人暮らし |
築年数 | 44年 | 面積 | 99.96㎡ |
施工期間 | 3.5ヶ月 |