2023.09.16
あなぶき・きなりの家株式会社
街角でよく見かける地域密着型の内科医院、ガラスブロックの吹き抜けは待合スペースとなっていました。当時のRC医院建築によくある1階床スラブ下全てに人が入れるほどの地下ピットがある構造の為、水廻り等の配置計画に自由度が高い事が大きなメリットでした。ただ、外壁は当時の特注二丁掛タイル張りである為、開口部の変更、追加は難しく、予算的にも既存をうまく利用する間取りを考える必要がありました。
築35年RC3階建ての内科医院併用住宅、別敷地に新クリニックを開院したことに伴い3階にあった住居スペースを、1階の空いた医院スペースにスライド。将来の事を考え平屋感覚でゆったり暮らせる住まいにリノベーションしました。
特徴的な2階までの吹き抜けのガラスブロックから差し込む優しい日差しに包まれるリビングは、クリニック時代の懐かしい面影を残しつつ、これからの新しい生活に「光」のアクセントを加えてくれます。
オーナーのセンスで選ばれたアンティーク家具や巨匠のスタンド照明、庵治石を組み合わせたダイニングテーブルなどは元の住まいにあった物。
格子とアールを組み合わせて作られたスクリーンパーテションも3階の住まいから移設し、新しい暮らしが違和感なく心地よく始められるようにデザインしました。
費用 | 2800万円(税込) | 物件種別 | 一戸建 |
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リノベーション 形態 |
持ち家のリノベーション | 家族構成 | ファミリー |
築年数 | 36年 | 面積 | 267.00㎡ |
施工期間 | 3ヶ月 |
お問い合わせ先
〒760-0080 香川県高松市木太町2190-3 アルファあなぶきプラザ2階
TEL:0120-888-176