リノベーション事例

新築時から約26年のあいだ一切手はつけておらず、部屋数の確保を優先した間取りで廊下も長く、リビングの横に和室があったため暗い印象の室内。
80㎡超のわりには収納が少ない間取りでした。

現代のライフスタイルに合わせた、収納を十分に確保しつつ、リビングは明るく広々し、家族が集い快適に過ごせる空間づくりを目指しました。

「住まう」を想像して私たちは設計を行っています。
私たちは買取再販を行っています。どなたか特定のお客様がいるのではなく、その地域に、そのマンションに、そのお部屋で「住まう」ことを想像して住まいづくりをしております。

今回のお部屋は、郊外のベットタウン、起伏のある地形の中で平坦徒歩9分の立地です。駅近とは言えませんが 傾斜のない道のりでちょうどよい距離感にあり、たどり着くと建物は敷地面積が広くゆったりした魅力的建物です。

当該は、1Fに位置し集合住宅にありがちな下の階への音への心配はありませんでした。元々は4LDKのお部屋でしたが、80㎡超の広さに対し 各室の広さ・収納の少なさが気になりました。少子高齢化・核家族化傾向の現代において、部屋数よりも家族が集うリビングでの快適さを追求し、部屋数を減らすことで、広々した開放的なLDKを実現し、料理しながらでも子供の様子を感じられるようにキッチンの向きを変えました。
また、長い廊下を解消することで、各洋室の広さもより広く確保し（洋室4.4→4.9帖・6.8→7.8帖・6.1→7.1帖）、UB・洗面所の位置をずらすことにより主寝室にWIC（ウォークインクローゼット）を新たに造作しました。
ご家族でも、お二人でも、喧噪から離れ、ゆとりのある生活を送っていただける住まいにしております。

間取り