リノベーション事例

中部電力 MIRAI TOWER（旧：名古屋テレビ塔）を中心に、
南北約1kmにわたる日本最大級のPark-PFI事業により整備された、
Hisaya-odori Park（久屋大通公園）の再生によって、以前にも増して
魅力的な風景・活動の場として名古屋の中心部が生まれ変わった。

そんな公園のメイン通りから、東へ１本入ったところに
自社ビル（6階建）がある。
オフィスとして使用していた3階は、不動産の店舗としては
あまりにも目立たず埋もれていた。

テナントの退去に伴い、事業再構築補助金の助けも借りながら、
新たな事業への挑戦と、オープンな地域交流を図る店舗を目指し、
先行して1階を大きくリノベーションすることにした。

（※後に4階も交流・会議スペースとしてリノベーションした）

「オフィス」×「リノベーションショールーム」×「まちの寄合場」。

地域に根差し、気軽に足を運んでもらえるモヨリノ暮らし相談の窓口として
「moyoreno-home」を昨年５月にオープンしました。

コロナをきっかけに、働き方も大きく見直され始めた今日。
住宅だけでなく、「"NEW”オフィスリノベーション」の需要と普及も念頭に、
まずは自社の働き方・オフィスの在り方を、社員で意見をすり合わせながら再構築。
不動産・管理・再販など、これまでの経験を活かしながら、不動産投資など、
新たな分野への挑戦も始めました。

ショールームとしての機能も兼ね備えるオフィスは、どなたでも安心して見学や打合せができるよう、
車椅子の方にも対応のユニバーサル仕様のお手洗いや、授乳やおむつ替えなどができる多目的室、
芝生で遊べるキッズスペースを完備。（もちろん社員のワークも可！）
床段差のある場所は、簡易スロープを設置して対応できるように。

各所で床や壁の建材、照明の種類・明るさ、テーブルや椅子のバリエーションを作ることで、
実際にリノベーションした時の空間を体感できるようになっています。

業者さんとの交流会や、社内外のセミナー・イベント、NPO法人の活動に使っていただいたりと、
限定しない「開かれたオフィス」の在り方を少しずつ育てています。

備考

間取り