2014.04.21
株式会社エキップ
子どもが大きくなってきて、手狭になった賃貸住宅から築43年のマンションをリノベーションして住むことを決意。家族のために健康で安全な住宅づくりを目指した。
施工時は子供が2歳だったため、子供室は設けず、リビングと一体のキッズスペースとすることで実質1LDKの広々とした空間としたが、将来的には子供室を設けられるような配置になっていて、生活の変化への対応を見越した間取りとなっている。
ダイニングの造作収納家具兼用ベンチ、キッズスペースの床から一段上がったステージ状のスペースやボルダリング用のホルダーなど、お子様が上下に移動できるしかけを組み込み、様々な高さからの目線を楽しめるように工夫。また、家族団らんのスペースを極力広く取り、食事や学習、家事などを同じ空間で出来るよう配慮。食育・知育・徳育・体育が成長できるように細かいところまでも考慮した。
仕上げ材料に関しては、見えないところまで自然素材を使いシックハウス対策にとどまらず、国産の木材にこだわり、二酸化炭素の固定化に微力ながら貢献。また、床や家具、天井には天然木を用い、壁は左官や塗装とすることで素材の質感を感じることが出来、自然素材どうしの組み合わせによる乾燥収縮や触感や嗅覚などによる情操教育にも効果を期待している。
子どもの成長に合わせて家族も一緒に成長していけるようにと、間取りや設備機器・収納家具など一つ一つ考えてリノベーションすることによって、楽しく健康で安全な住まいが実現した。
費用 | 1800万円(税込) | 物件種別 | マンション |
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リノベーション 形態 |
家族構成 | ||
築年数 | 54年 | 面積 | 96.36㎡ |
施工期間 | 4ヵ月 |