リノベーション事例

1日の中で長い時間を過ごす家。家族が集い、安らげる場所であってほしいのに、以前お住まいだった家はリビングの動線が悪く皆が集まってもぶつかったり、お互いを呼んでも声が届かなかったりと、不満を抱えていたK家族。そんな中、ご主人の転勤をきっかけに住まい探しを開始。築15年の約60㎡のお部屋を購入し、「ダイニングを中心に、家族の“絆”が深まる家」をテーマに、リノベーションを進めることになりました。

完成したのは、約5畳のダイニングキッチンを中心に、生活動線がスムーズになるよう、キッチン・リビング・寝室・子供部屋を配置した2LDK+WIC+Pプラン。キッチンは土間からパントリー、そして土間から廊下へと両サイドからアクセスできるよう設計。
買い物から帰って来たら、土間からそのままパントリーへ。冷蔵庫に食材を入れて、ダイニングに抜けられるつくりになっています。
またリビングと子供部屋の間には小さな小窓を設置。「一人部屋がほしい！」とせがむ小学生のお子様に対し、
「個室はまだ早い。」と少し不安を感じていたK夫妻。その中で生まれたアイディアです。
この秘密の小窓があることで、お互いにいつでも声や気配が感じられるので、K夫妻だけでなくお子様も安心して夜眠れるようになったと言います。
またダイニングを挟んで対面にある寝室は北欧テイストのテキスタイルで空間をゆるやかに仕切り、いつもつながりを感じられるように工夫。
　
どのスペースからも、ダイニングへスムーズにアクセスができるようになったK家族は以前より格段に一緒に過ごす時間が増え、家族の“絆”が深まりました。これからも皆の集合地点であるダイニングを中心に、幸せなK家族の生活が続いていくことでしょう。

備考