2020.09.22
リノベる株式会社
築年数14年の間取りが特殊な角地に建つ物件。既存では暗い玄関、平米数の割に狭く感じてしまう間取りであった。お客様は子育てを楽しみにしている若夫婦。自分たちで育てる家を目指していた。物件に対しての快適性をもたらすリノベーションと夫婦から家族に変化するお客様のリノベーションが実現したプロジェクトである。
身支度をして「いってきます!」、「ただいま!」と帰ってきて手を洗う、これからの子育てを夢見るお家ができた。
コロナ過において、帰宅後には「まず手を洗う」こと、「換気がしやすいこと」は今後重要な要素となるのではないだろうか。その一つの例としてご紹介したい。
玄関入ってすぐ横に独立した洗面、扉のない開放的な間取りが特徴的な本案件。
浴室・洗面・トイレをまとめた「箱」を中心に置き、扉は設けない回遊性のある間取りを設定。その箱を中心に片方はLDKに向かう廊下はパブリックな導線、もう片方は寝室に向かう廊下はプライベートな導線となっている。LDKにいる場合であっても見切れるように「箱」の位置を調整することで半個室のような寝室となっており、家族の気配は常に感じられるようになっている。
お二人に後々お子様が生まれ、3人の家族生活を送る上で親子がリノベーションを通して育つ家がテーマ。朝起きて換気し、出かける前にWICで身支度をし、「準備できた?いってらっしゃい!」。帰ってきて玄関で手を洗い「おかえり!手は洗った?」と、開放的な間取りによって、どこに居ても自然と声がかけやすい。
ラワン材で仕上げられた温かみのある色味の「箱」を中心に、産まれてくるお子様がいつの間にか、withコロナ時代の大事な習慣を含め、お二人にとって自然と身に着けてほしいことがお子様に伝わるようになるだろう。
費用 | 1305万円(税込) | 物件種別 | マンション |
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リノベーション 形態 |
中古を買ってリノベーション | 家族構成 | 二人暮らし |
築年数 | 19年 | 面積 | 57.60㎡ |
施工期間 | 2か月 |