2020.09.21
リノベる株式会社
従来の仕組みは、選択肢削減による効率化と低価格化に主眼が置かれ、ユーザーの多様なニーズ応えるものではなかった。
また、「理想を具体化するのが難しい」「事例探しに手間がかかる」「イメージを伝えるのが大変」「完成形をイメージしにくい」「価格が分かりづらい」などの住まいつくりへの不安や負担が強く、設計施工という複雑なシステムの非対称性が、ユーザーが能動的に設計に介入しこだわり住まいを実現すること事への足かせになっていた。今のままでは、昔のように家に愛着を持ち、長く住み継ぐ住居が増えず、住文化は今以上に成熟していかない。
「人が家に合わせる」時代から、「家を人に合わせる」時代への変化が必要な世界になってきている。
それを、不動産ストックの流動的活用の流れに組み込むことで、中古マンションが次の時代の住宅のスタンダードになる事を推進させる。
このツールには実際の設計打合せによって実行されるプロセスである「伝える」→「提案を受ける」→「価格を確認する」→「自分らしさを埋め込む」の流れが内包されている。受けた提案を設計者を介入させずに、アレンジが出来るところに新規性が存在する。「提案」には、過去客により裏付けらたニーズやエラーなどが、予め全体最適化されている。それにより、ユーザーはわずか30分程度で兆を超える組合せのデザインの中から「安心してデザインを変更する」事ができ、金額が明瞭なため「安心して購入する」事までも可能になる。さらに、顧客は全国に点在する実際のショールームでの自らの体験によって、感覚的な不安まで解決することができる。オンラインの不足を、実績とショールームによって補填する。将来的には住まい作りに必要なサービスの全体進化を行っていく。インテリアのECサイトとの連携、それらのVRやARを用いた疑似体験、顧客の変更のリアルタイムなCGに反映、製図の自動化~施工合理化、発注システムの合理化など、多岐に渡るソリューションが既に見据えられている。それらを、内装提案のプラットフォーム化することで、自社以外の全ての設計者や事業者が利用可能となり、双方の新たなビジネススキームを創出することができる。結果、日本の住文化発信のメディアとしても活用され、業界のストック問題に始まる、住文化の課題解決方法の一つになる事を目指している。
費用 | 物件種別 | その他 | |
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リノベーション 形態 |
その他 | 家族構成 | その他 |
築年数 | 5年 | 面積 | 999.99㎡ |
施工期間 | 継続進化中 |
BEFORE 画一的な間取り
AFTER 自分らしい間取り