2020.09.16
YKK AP株式会社
富士山の麓に建つ築45年の木造戸建住宅。
東日本大震災の被害で外壁にはクラックがあり、そこからの雨漏りや白アリによって構造体は予想以上にボロボロの状態でした。
全部を壊すのではなくて活かせる部分を活かし、環境を意識した住まいづくりが今後の住宅業界には必要になると考えます。
【コラボ事業者紹介】
エコフィールド株式会社 https://www.ecoreno-fuji.jp/
「自然とつながる心地いい家づくり」をコンセプトに、自然素材と地元の木を使用した環境負荷の少ないエコな家づくりに特化し、こだわりの家づくりを行っています。
古い建物だからダメではなく、活かすためにどうすればよいか?を考え、性能向上が工務店の責務とし住まいづくりに取り組んでいます。
『もっとこれからを楽しむ、自分らしい暮らし』をコンセプトに、既存の住宅より耐震性能・断熱性能・収納力を強化。
国産無垢材・ホタテパウダーなどの自然素材も厳選し、日々の暮らしをより豊かにする、それがエコリノ(ECO+RENOVATION)です。
エコリノでは家だけでなく庭も一緒にリノベーションすることで自然を楽しむ暮らしを実現することができます。
エコで健康志向の家づくりを推進するエコフィールドとYKK APがコラボした『戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト』の11番目の物件です。
東海地震の恐れのある静岡県でストック住宅の耐震性能向上は急務になり、築45年の木造戸建住宅を耐震等級3相当[上部構造評点:改修前 0.35(倒壊する可能性が高い)⇒改修後 1.68(倒壊しない)]にリノベーションしました。
既存状況調査による耐震診断に加え、小型の振動機を用いて建物に微弱な振動をあたえる動的耐震診断を実施することで、建物の安全をより詳しく確認しています。
温暖なエリアでありながらヒートショックリスクの高い静岡で、断熱性能はHEAT20G2レベル[UA値:改修前 1.94⇒改修後 0.43W/(㎡・K)]まで性能向上することでヒートショックリスクの低減を目指しました。
費用 | 2200万円(税込) | 物件種別 | 一戸建 |
---|---|---|---|
リノベーション 形態 |
中古を買ってリノベーション | 家族構成 | |
築年数 | 49年 | 面積 | 106.83㎡ |
施工期間 | 5 |
お問い合わせ先
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1 YKK80ビル
TEL:080-5374-3352