リノベーション事例

2019.08.22

留学生を中心とした地域コミュニティの創生

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株式会社ジェイアール東日本都市開発

元々の建物はJR東日本旧梶野町社宅は多くの国鉄社員の家族の住む社宅として利用されてきた。社宅として運用されていた当時は、社宅独特のルールや雰囲気があり、地域と交じり合うような物件ではなかった。物件廃止が決まり、再利用について検討を始めたが、隣接する巨大な変電所を望む眺望や変電所が隣接するという嫌悪感から、ファミリー向け賃貸住宅としての再利用は難しいと判断した。
その後、後の運営事業者である株式会社ジェイ・エス・ビー社と検討を進め、最寄り駅及び中央線沿線に大学が多いこと、少子化の流れではあるが留学生は増加傾向であること、日本人学生、留学生であれば眺望の重要度及び忌避施設に対しての嫌悪感が薄いと考えられることなどから、メインターゲットを日本人学生・留学生とすることとした。

「留学生を中心とした地域コミュニティづくり」と「留学生の住環境の整備」を両立するという課題について取り組んだ。今日、留学生の数は年々増加している一方で、受け入れる住宅については不足しているおり、地域住民は留学生という響きに対し、悪いイメージが先行し、トラブルに巻き込まれないように地域全体で留学生との関わりを避けがちである。しかし、今後の日本においては外国人労働者は必要不可欠であり、外国人が地域に住まい、地域コミュニティにも参加していくことこそが、今後の日本の地域のあるべき姿であると考えた。そこで、わたしたちは、「コミュニティイベントを通じて、広く外国人に対するイメージを変え、グローバル化にも柔軟に対応することが出来る地域に変えていくこと」と、留学生に対して「快適な住空間の提供」、「友人を作りやすい環境の用意」、「コミュニティイベントを通じた日本食体験の提供」を目的とした。

費用 10000万円(税込) 物件種別 マンション
リノベーション
形態
リノベーション賃貸 家族構成 一人暮らし
築年数 44年 面積 60.00㎡
施工期間 6カ月

間取り

BEFORE 3LDK

AFTER 4DK

お問い合わせ先

株式会社ジェイアール東日本都市開発

〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-2-2 JR東日本本社ビル13F

TEL:03-5334-0523

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