2018.08.30
株式会社リブラン
某大手住宅メーカーの規格住宅。2×4構造だったため、構造的にも間取り変更は難しかった。各部屋の天井高が数ミリ単位で違う中、既存の天井を残しつつフルハイトの新規建具をどうキレイに納めるのかが課題の一つとなった。
一級建築士でゼネコンの設計部で働くクライアントと協業した戸建てリノベ。
元のプランが素直でプラン自体は大きく変える必要性は無かったのだが、一本の線に拘り、下地の厚みを1ミリ単位で調整しながら現場を納めた。
リノベーションの現場は、新築と違い、既存の状態に合わせなくてはならないのだが、数ミリ単位で変わってくる下地の厚みをいかにクライアントが求めるキレイな線に変えていくかを、一つ一つ現場で大工と相談しながら進めていった。
また、使う素材は無垢のオーク材であるフローリングをベースに、壁の白、天井のラワン材と色味を限定し、住宅作家のボキャブラリーを使うことで温かみのある空間を目指した。
1ミリ単位での拘りが、温かみがありながらも緊張感のある空間へと仕上がっている。
費用 | 1300万円(税込) | 物件種別 | 一戸建 |
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リノベーション 形態 |
中古を買ってリノベーション | 家族構成 | ファミリー |
築年数 | 31年 | 面積 | 94.07㎡ |
施工期間 | 平成29年10月~平成30年1月 |