リノベーション事例

三ノ輪というちょっと渋い雰囲気も感じる街の、商店街を抜けたあたりに位置する一室。角部屋で2面採光、窓の数も多いため陽当たりは良好だったため、開放感もありつつ、街の雰囲気を飲み込んでノスタルジックな演出のできるデザインが似合いそうな印象でした。

リノベーション賃貸ブランド「REISM（リズム）」が提案するシリーズ「Wasabi」は、
伝統的な「和」スタイルをモダンに再構築した空間。
杉の無垢フローリングと、洗練された白壁があたたかく迎えてくれる空間は、ところどころに“粋”を感じる仕上がりです。
木目調のダイニングテーブルやアイアン調のスツールを並べてみてふと気づくのは、和スタイルの懐の深さ。
あえてむき出しにされたコンクリートの一面も邪魔することなく、むしろ“侘び”を演出する要素へと溶け込むよう。
キッチンの天板にあしらわれた黒皮鉄も、ばしっと渋さをあたえてくれるアクセントです。
用途に応じて仕切り壁へと転じるガラスの引き戸は、オープンにもプライベートにも空間を楽しめる演出。
オープンなワンルームから、窓辺が心地よいベッドルームへとシーンに応じてくつろぎ方を選べるのがうれしい。

和をモダンにアレンジした結果、ジャポニズム精神がむくっと起き上がる。
開放的なこの空間で過ごすうち、古来の短歌のように日常的に気持ちを表現したくなる…
今日はギターでも弾いてみよう、そんな新しい「和」ライフを楽しめる一室です。

間取り