リノベーション事例

人生に何度もない住宅購入。年々、30代の平均年収は減少し「人生に一度の買い物」「失敗できない」そんな脅迫観念にさいなまれ、購入のハードルは上がるばかり。

しかしながら、価格や間取り等の条件だけで「住まい」を決めてほしくない。
「住まい」は、「暮らし」そのものです。専有部や共用部はもちろん、その街で近所の人々とともに、毎日どんな暮らしを送るのか。自分が「幸せ」と感じる暮らしを営んで欲しい。
そして、ここなら幸せに暮らせると自信をもって住まいを購入して欲しい。と考えました。

綺麗事かもしれない、理想かもしれない事を真剣に考えました。
どうしたら、住まいを買うときに少しでも不安を解消することができるか……。
そのなかで、
「試食や試着のように、暮らしを「試す」事ができたら……」。
当たり前のように感じることが実は今までなかったことに気づきました。
そこで生まれたのが新しい暮らしの選び方「トラスム」です！

「トラスム」は、「TRY（トライ）＋LIVE（住む）」を掛け合わせた造語。
賃貸で試しに住むことで、街の様子、共用部の使い勝手、近隣コミュニティを体感することができます。
住んでいる期間は、壁の色を変えたり、棚を取り付けたり、自分の暮らしに沿う理想の住まいをDIYしながらじっくり考えることもできます。

また、住宅の購入動機として、「賃貸でただ家賃を払い続けるのはもったいない」という声があるのも事実。そのため、将来マンションを購入する時、支払い済みの家賃の一部を購入時の資金に充当出来る仕組みになっています。

実際にこのシステムが使われている物件では、
購入者とトラスム利用者が一緒に参加する交流会も開かれ、コミュニティが生まれつつあります。
また、定期的に「トラスム勉強会」を開催し、自分の理想の住まい、暮らしを考えるきっかけを提供しています。

備考