リノベーション事例

リノベーションは、都心のマンション暮らしだけではない。両親が暮らす実家や相続で引き継いだ戸建住宅をリノベーションして、三世代で一緒に暮らすのも、これからの暮らし方の選択肢のひとつだ。
三世代共住は、子育て支援、高齢者福祉、相続などの問題を一度に解決しうるソリューション。三世代で一緒に暮らす様々なメリットを広い世代に分かりやすく伝えるため「マンガ」を作ることにした。

【ストーリー】主人公は、30歳前後の共働き夫婦。結婚して数年経ちそろそろ家を買おうと探し始めるも、広さや金額面で納得のいく物件が見つからない。ある日、東京郊外の妻の実家を訪れた際に、両親が老後生活に向けて両親が実家をバリアフリーのリフォームを考えていることを知る。庭を走り回る甥っ子・姪っ子の姿を見て「こんなところに住めたらなあ・・」と子どもができてからの生活に思いをはせる娘夫婦。そこに突如登場したモグラに「二世帯リノベーション」を勧められて・・・・。


実際に、三世代が一緒に暮らすことのメリットは多い。共働き夫婦にとっては子育てサポート、親世帯にとっては高齢者福祉、そして子世帯・親世帯がそれぞれ住宅取得/リフォームを行うよりも、実家を２世帯化する方が全体でかかる費用をずっと抑えることができる。また、子世帯が実家に戻ることで、将来的な空き家防止にも繋がる。一方資金の出し方によっては相続にも関わり、専門家に相談が必要な場合もある。このような二世帯化のメリットや注意点を、専門家監修のもとマンガで分かりやすく表現した。デザインは、子世代・親世代どちらにも受け入れられるテイストを選択。マンガを手にして、これからの「家族」や「理想の暮らし」について考えるきっかけが生まれることを期待している。

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