2013.09.09
株式会社コスモスイニシア
【築19年の社宅のリノベーション】
住まい手が自ら住みながら編集できる“余白”を残したリノベーションのスタイルを目指しました。
≪住まい手が自らカスタマイズする住まいの実現≫
当プロジェクトは2012年度に東京工業大学塚本研究室との産学民共同研究「COCOLABO」の研究成果を具現化しています。住まい手の志向や、住み始めてから初めてわかる住み心地、試行しながらも世界で一つの自分の住まいづくりへの誘因を促す住宅のデザインを展開しました。
この住まいを構成する素材の一つ一つは全国各地から集めた自然素材を使用し、手をかけ愛情をそそぐことで味わい深くなっていきます。そのまま経年変化を楽しむもよし、自分たちで手を加えるのもよし。あえて住まい手が手を加えることができるように“余白”を残した設えとしています。これを例えて言うなら[美味しい食パンHOUSE]。美味しい食パンは様々な食され方を誘発し、そのままでももちろん美味しくいただけます。
この家も住まい手が時間軸と共に、自在に編集し、家族の思い出と共に味わっていただけることを願っています。
費用 | 840万円(税込) | 物件種別 | マンション |
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リノベーション 形態 |
家族構成 | ||
築年数 | 31年 | 面積 | 97.68㎡ |
施工期間 | 約2ケ月 |