リノベーション・オブ・ザ・イヤーとは 過去入賞作品 選考委員 募集要項 エントリー作品 ノミネート作品(一次選考結果) 選考結果
部門 800万円未満部門
費用 550万円(税込み)
間取り 3DK⇒2LDK
タイプ 自由設計リノベ
費用に含まれるもの
水まわり / 居室・その他 /
施主支給設備(費用に含まれないもの)

Beforeコメント:

12年前に購入した新築マンションは、間取りも立地も気に入っていたが、自分の暮らし方やライフスタイル(生活動線)が明確に見えてきたことで、収納や掃除のしやすさなど、自分に最もフィットした家にリノベーションしたい、と中古マンション探しを開始。
当初は築20-30年をターゲットにしていたが、歴史ある公園に隣接した築40年超、最上階3方角部屋をご紹介したところ、築年は古いがその他の条件が気に入り内見に進むことに。物件の希少性と、建替え検討委員会が発足してる状態も購入の後押しとなったが、何よりも前オーナーの造作した古民家風建具が「昔の実家や田舎のお寺のようだ」と買主のいい意味での琴線に触れ決め手となった。

Before
After
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Afterコメント:

前オーナーの思いが残った建具や、8畳の和室から買主が着想したテーマは「甥っ子たちが集まってほっこりできる東京の実家」。
そして、生活動線は家に合わせるが、自称散らかし上手を解決するリノベーションにしてほしい。加えて、集めてきた家具との融合、が当初の考え方からシフトした買主のオーダーだった。
建具はそのまま活かした他、1枚はカットしてリビングのスィングドアに転用。キッチン本体は交換したが、その扉をトイレ収納扉に再利用して継承した。
リビングダイニングキッチンは、冷蔵庫・食器棚・多機能棚をプレーンなスライドドアで一気に格納。洗濯機置き場は、バルコニーから室内に移設し、上部とサイドには、リネン庫や掃除用具収納を設置し、これまた扉で収納。押入れをウォークインクローゼットにし、収納を機能的にレイアウトし、買主の悩みを解消。
内装は、シンプルなLDKと古民家になりがちな個室を、北欧デザインファブリックのアクセントでゆるい統一を図った。買主がプライベートや仕事の旅先で感化されて集めていたデザイン家具はLDKに、バリ家具は寝室と和室に配置することで、北欧・アジアン・和風と違う顔を見せるコーディネイトに。新しさと懐かしさが共存し、好きなインテリアテイストをそれぞれの空間で楽める。
希少な中古マンション×前オーナーの思い入れのある建具×買主のライフスタイル。さまざまなものをマッチング&ミックスさせたリノベーションが実現した。

物件情報
築年月 1972年09月
構 造 SRC
リノベーション面積 54.86㎡
施工期間 2ヶ月
備 考
掲載会員企業
株式会社インテリックス住宅販売
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