リノベーション済み再販物件だけど、個性があってもいいじゃない。そんな思いから今回のリノベーション工事が始まりました。
名古屋のリノベEXPOをプロデュースして下さっているthéâtreの建築士である髙木佳恵さんにデザイン設計を依頼。
「Let your hair down」
働く女性がゆったりと羽を伸ばす”自分だけの城”というテーマでお部屋が仕上がりました。
もともと2DKだった間取りは、思い切って1LDKへ。
単身あるいはディンクス向けの間取りです。
お部屋の間仕切りは扉ではなく、光を優しく通す透け感のあるカーテンにしました。
東向きのお部屋のため、外の明かりは遮らず開けているときはお部屋の主役にもなっちゃいます。来客時にはプライベート空間をさっと隠しましょう。
壁や天井は基本躯体や壁下地に塗装の仕上げ。落ち着いた可愛らしさを表現するために、天井はベージュ、扉をピンク系で塗り分けました。
リノベーション済み再販物件というと、シンプルだけど皆様に使い勝手の良い物件が多いイメージですが、ターゲットをしぼってとことんこだわりを詰め込んだ物件に仕上がりました。
BEFORE
築47年の古いマンションで、元々の間取りは水周りやキッチンスペースがとてもコンパクトで、大きな段差もある状態でした。
一度さっぱりとスケルトン状態にして、いかに段差を最小限に広い水周りを確保するかを試行錯誤しました。
共用部は良く手入れのされた管理状態の良いマンションが、室内もデザイナーズリノベで生まれ変わりました。