マンション / エリア:東京都 / 掲載日:2018-04-08
マンション / エリア:東京都
掲載日:2018-04-08
マンションオーナーのM様、新築から手付かずのビル全体とお住まいの最上階メゾネット住居両方の改修を一緒にしたいとのこと。ご相談を受け「工事範囲と区分も曖昧で、これは全く進まない!」と感じ、住まいのプロとしてコンサル役をかって出た。工事保証や建設業界の常識を説明しつつ、内部の改修工事と外部修繕業者がパートナーとなり、打ち合わせと工事を進めて行けば、時間、工事費の無駄も省け、一番大切な住まいの改修工事の質も向上することを強調。業界の常識としてはやらないとされている元請け同士、よその下請け業者との打ち合わせをし、2業者同時に工事に入り内外装全てを完成させた。
顔を合わせて打ち合わせしたのはサッシ工事。窓の断熱化をカバーリングで。外壁を触らず、対応することに。間取り変更に合わせて形状、機構も設計。既存の安全性問題もクリア。また、内外装全体の工程を組むための打ち合わせも入念に。資材搬出入、安全管理、養生管理の観点から、密に連携をとり、お互いに出戻りがないようにした。
職人の手仕事で良し悪しが決まる内部改修工事。これにも大工、家具職人、鉄鋼職人達と設計段階から打ち合わせを進め、一人一人の技を最大級に発揮してもらえるよう調整、管理した。
お客様のこだわりはハードの安心があってこそ実現できるもの。昨日の非常識は今日の常識。既成概念を打破することにより本当の意味での資産維持型設計、工事ができた。
BEFORE
所有されているマンション最上階にあるメゾネットタイプのお部屋にお住まいのMさんご家族。ユニークなつくりは気に入っていたものの、築30年を迎えて全体的な老朽化が進んでいたため、世代交代と外部修繕を機にリフォームをしたいとこ相談にいらっしゃいました。お気に入りのピクチャーウィンドウを生かし、光と風をふんだんに取り入れた住まいにしたい。楽しい家にしたい。というご希望でした。