あけてみないと、わからない。これも、リノベあるあるです。
当初予定していたより、床の高さが倍になります。そこから、階段を取り入れたスキップフロアを思いつきます。2段にすることで、ぐっと出てくるスペシャル感。リビングとDKのつながりもスムースになりました。「階段があることで、空間が切り替わっていいですね。高さがあるからテレビも見やすいです」。
間取りはあまり変えず、つくりこまず。Iさんこだわりの剥き出しの天井、真っ白なクロス、オークの無垢床でシンプルに、家具もオークでコーディネートすることで、すっきりキレイ目仕上げ。寝室からウォークスルークロゼット、SOHOへと抜ける動線はとっても機能的、大きな灯り窓で抜け感をつくりました。「この家に引っ越してから、主人がキレイ好きになりました」と奥様もうれしそう。
BEFORE
「家具を買い直したくないから」と、結婚と同時に、中古購入×リノベを選択したIさん。つきあっている頃から物件巡りデートをしていたおふたりが選んだのは、緑豊かな宝塚でした。「6月に結婚を決めてから2か月後には結婚が決まっていたので、7月には公園のそばのこの物件を購入。HPでリノベ会社をチェックしまくって、辿り着いたのがシンプルさん。9月から工事、10月入居となかなかの強行スケジュールでした」と笑いながら振り返ります。
「窓側向きだった小窓のある独立型キッチン、向きを変えてオープンタイプにしたい」とIさん。キッチン位置を移動すると、配管に高低差をつける必要があるので、DK部分だけ床上げする予定でした。でも、いざ床を剥がしてみると、配管の接続部が思ったより高い位置でびっくり。