数年お住まいになった中で部屋の中でどこが居心地いい場所なのかはよくご存知で、明確なイメージを持っていたお二人。通常は時間をかけて打ち合わせをするプランはすぐに決まりました。
「クロスは使わない。本物でなければカッコよくない。」グラフィックデザイナーをされていることもあり、素材を非常に重要視されていたお二人。フローリングはプランナーと一緒に製材所まで出かけてセレクト。打ち合わせはほぼ、素材選びと細かいデザインに時間をかけました。
工事に入ってからも、施工のポイントとなるところでは現場に立会いをお願いしました。塗装の色を決めるときには、「もう少し赤、もう少し濃く、もう少し薄く…」と細かい色合わせにかけること数時間！「もう二度とこの色作られへんわ〜」と、塗装屋さんも苦笑いするほど。プランナーはもちろん、職人のひとりひとりまで、施主に寄り添い、イメージを共有できたからこその魅力を持った住まいです。
BEFORE
大阪の中心地を流れる堂島川のほとり、築約40年の分譲マンション。水都大阪を体感できるバルコニーからの眺めは何物にも代えがたく、リノベーションの素材としても長年人気のマンションです。施主のお二人が賃貸でお住まいだった部屋が売りに出されることになり、購入+リノベーションに踏み切りました。
