空きビルをコンバージョンし伝統×食×交流の場へ『わっぱビルヂング』

その他  /   エリア:秋田県  /   掲載日:2018-08-20

その他  /   エリア:秋田県

掲載日:2018-08-20

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ビルオーナーである柴田慶信商店が制作する大館の伝統工芸「大館曲げわっぱ」を主軸に、ビル全体の活用方法、コンセプト・企画提案から始まったこのプロジェクト。

「曲げわっぱ」の職人技を感じられるギャラリー&ショップの他、ビルのコンセプトに共感し入居を決めた地元大館出身の姉妹が運営するカフェに加え、協働や小商い・ダブルワークへの挑戦・起業など新しい取り組みを応援するコワーキングスペースの3つのテナントが入ることが計画段階で決まり、テナント相互の関係づくりや運営方法、各テナントの内装や全体のイメージづくりを並行して検討を進めていきました。

ビルのレイアウトや動線計画、各入居テナントの設計監理の他、ビルのロゴマーク・ホームページ・館内サイン等のグラフィックデザインに至るまでトータルでデザインし、全体を統一させることに注力しました。
オープンと共に特に話題になっているのが、トイレの中。
柴田社長自ら制作した、曲げわっぱの手洗い器に、ミラー。グラフィックと曲げわっぱのコラボレーションで、トイレサインも制作し、大館らしさと、曲げわっぱの新たな可能性を感じられる空間となりました。

BEFORE


before image

[コンセプト]
大館駅前至近の好立地にある築35年のオフィスビルをコンバージョンし、「伝統」×「食」×「交流」の3つの機能を持つにぎわい創出の場として活用します。
大館の玄関口でもあるこの場所は、観光・ビジネスの拠点として地域の魅力・人・仕事に出会える場として機能するだけでなく、県内外のコラボレーションによる新たな大館の魅力創出の可能性も生み出します。
「わっぱビルヂング」と命名されたこの場所が、地域の魅力発信の拠点として、また地域に根づいたスモールビジネスの拠点として、多様な利用客に活用されることで、近隣の施設にまでビジネスが発展するような潮流を生み出すことを狙いとしています。

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    •  
    • 費用
    • 3888万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1983年9月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 570.65
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考
    • [事業主・運営]有限会社柴田慶信商店 [企画・設計・デザイン]株式会社シービジョンズ [施工]三浦木材株式会社 [写真]DreamPhoto 〈入居テナント〉 柴田慶信商店 |大館曲げわっぱのショップ&ギャラリー S.witch cafe(スイッチカフェ) |飲食店(カフェ) MARUWWA(マルーワ) |シェアオフィス・コワーキングスペース・コミュニティサロン 他一社

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