同ビルの8階に新たに構えたオフィスの関連施設として2018年5月にオープンしたモデルルーム「リノベーションギャラリー」。
３方角部屋で夏暑く、冬寒い。築２８年の鉄骨造で小間切れの２LDKの間取りなど課題が多いマンションでした。それらの課題を解決し、スタイル工房のリノベーションを紹介する場になると同時に社内スタッフ交流の場としての活用を前提としたモデルルームづくりが始まりました。夏暑く、冬寒い温熱環境の課題を解決する為、始めに施したのが断熱工事。外壁に接している面に発泡ウレタンの断熱材を吹きつけ、家中の温熱環境を改善。熱の出入りが大きい吐き出し窓にはインナーサッシを入れ、断熱性を高めています。床には全室温水式床暖房を敷設しました。間取りは暮らしの変化に合わせて変えられる、可変性のある間取り。他にも回遊性や自然素材の利用、普遍的なデザインなどスタイル工房が目指す『当たり前の住環境』の快適さを実現しました。
リノベーションギャラリーはお客様の為のセミナーや見学会等スタイル工房のリノベーションを体感していただく場であり、社内交流会、ストレッチ教室など、スタッフの為のリラクゼーションや交流の場でもあります。今後は過去の事例についての勉強会や構造勉強会を始めとしたスタッフの勉強の為の場としても活用する予定。他にも、関連会社との交流など、人と人とが出会い、繋がる一石4鳥のモデルルームです。
BEFORE
ビルの奥に位置する築28年鉄骨造ALC版という珍しい構造のマンションの1室。3方向角部屋で夏暑く、冬は寒い。細かく仕切られた２LDKの間取りが家全体を窮屈に見せていました。
「見た目だけではく、住宅性能も含めてきちんと課題解決することで住まい心地がこんなにも変わるんだ！ということが分かるような場にしたい」「スタッフが仕事の合間にもちゃんとリフレッシュできたり、勉強が出来るような機会と場所を会社として提供したい」とモデルルームの構想が始まりました。
