
住み慣れた家、大好きな家具、夫婦で楽しむセカンドライフ
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部門
800万円以上
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費用
925万円(税込み)
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間取り
1LDK
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タイプ
自由設計リノベ
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費用に含まれるもの
家全体 /
- 施主支給設備(費用に含まれないもの)
Before

Uさん夫婦にとってこのマンションは新築で購入し、ご夫婦と2人の娘さんの4人家族で18年間過ごした大切な家。
ある日、娘さんが洗面ボウルに香水の瓶を落としてしまい、ボウルにヒビが入ってしまったことがきっかけ。洗面だけを交換するつもりが、お風呂も新しくしよう…水周り全体をやろう…と徐々に範囲は大きくなっていった。娘さんの独立のタイミングも重なり、「いっそのこと思い切って、自分たちが住みやすいよう全体的に変えてしまおう」と、夫婦2人と愛犬3匹のための全面リノベーションを決意した。
After
結婚後、好きな家具や雑貨を少しずつ揃えてきたご夫婦。「USMハラー」のキャビネット、ルイス・ポールセンの照明といった名作家具や、コカコーラのアンティークの冷蔵庫やバドワイザーのネオンなど、古き良き時代を思わせる個性的な雑貨を独自のセンスでミックスして使っていた。リノベーションでは、ご夫婦の持っている家具や雑貨の雰囲気に合わせながら、何をどこに置くかまで考えて設計。
結果的に落ち着いたのは、コンクリートむき出しの壁の広いワンルーム。モルタル床の玄関に入ると、右手に3畳の土間。中にあがると右手にウォークインクローゼット、サニタリールームがあり、それ以外の空間はそのままテラスまでひと続きのワンルーム。キッチンはリビングの窓側に壁付けで設計。寝室として区切られた部屋は排除。もともとお持ちだった家具やハラーのキャビネットで空間を仕切ることにした。
現在は、玄関側をワークスペース、真ん中を寝室、窓側をリビングとして3つの空間に区切っていらっしゃるが、模様替えがお好きで、気分によってコロコロと空間を変えているそう。
ダックスフンドとウィペット2匹の、3匹の愛犬たちのケージを置けるよう、リビングの窓側からキッチンにかけてインナーテラスを計画。濡れたりしても簡単に拭き取れるようにタイルを貼って仕上げた。
フローリングも、傷がつかないようにチーク材を選択。
まだまだ若い50代。住み慣れた家での、夫婦2人と愛犬3匹のセカンドライフがスタート。“セカンドステージ”を楽しむためのリノベーションだ。
物件情報
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築年月
1997年03月
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構造
RC造
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リノベーション面積
78.85m²
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施工期間
2015年5月25日〜2015年8月8日
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備考
施工:住環境ジャパン