
ワンストップサービスの最終責務
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部門
無差別級
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費用
プライスレス
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間取り
1LDK
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タイプ
不動産売買売却
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費用に含まれるもの
リノベーション不動産の価値(査定)
- 施主支給設備(費用に含まれないもの)
Before

6年前に中古マンションを購入してリノベーションしていただいたT様より売却のご依頼をいただきました。
リノベーションという言葉は大分浸透したとはいえ、自分らしい暮らしを求めてリノベーションしたお住まいは、独自性が強いほど一般的な不動産会社では価値等見出してもらえないのが現状。
「リノベーションして凝ったデザインや間取りにしちゃうと逆に売れないんですよ。」
出来るだけ早期に売却を完了させたい不動産会社であればまず口にする営業トークの一つです。それだけでなくお住まいになって数年経てば逆に相場よりもマイナスの査定をされる事もあります。
T様宅は弊社でリノベーションさせていただいた物件の中でも特にデザイン性が高い物件の一つ。弊社では出来る限りの価値を見出して査定しましたが、それでもお客様はもっと高い価格で売却をしたいとのご要望(笑)。さて、リノベーション後の建物価値ってどうやって査定する?
After
日々の暮らしはもっとも住まいだけで決まるわけではないですが、住まいに自分らしさやこだわりを持つ事は健全な考え方。当時T様も自分達の暮らし方を弊社と一緒に考え収納棚で生活空間をゾーニングしたり、浴室やキッチンのデザイン等にもこだわりながら唯一無二の空間つくり上げ大変ご満足いただいておりました。
そんな思いの詰まった住まいを”誰かに継承したい” ”価値を分かっていただき購入して欲しい”
という当たり前のご要望をかなえる事が不動産会社として使命でもあります。T様の満足度をそのまま価格で表現してみれば売り出し価格は通常のマンション査定価格の約140%増し程の価格に、、。何とそれでもこの度6ヵ月の期間は掛かりましたが、ほぼ希望価格でご成約となりました。
住まいを継承して行く事こそがリノベーションの本随。本来の価値を見出して次の購入していただける方を探す事もワンストップリノベーションのサービスとしての責務かもしれません。
暮らしにあわせた家をつくるという健全な考え方が現状より不動産価値を下げるというのであればリノベーションは不幸せになる事を助長する事になりかねません。
今回はそんな不動産業界の価値観を打ち破る事が出来た一つの事例です。
物件情報
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築年月
2016年10月
- 構造
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リノベーション面積
54.45m²
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施工期間
売出し期間2015年12月〜2016年5月(6ヵ月)引き渡し2016年8月
- 備考