異素材を融合させた開放的な空間演出。

池袋駅から広がる繁華街を抜け、オシャレな大人が通うカフェやレストランが並ぶ南池袋にある、一般的によくみられるような既製品フローリングにビニールクロス貼の室内仕様のマンション。
リビングと寝室の界壁が圧迫感を感じさせ、どちらの部屋も窮屈な印象を受ける1LDKの間取りで、現在は製造されていないガスエアコンが設置されており、将来的な機器メンテナンスも懸念される。一昔前の時代に取り残された雰囲気が感じられ空室期間が続いていた。

木×タイル×コンクリートといった様々な素材の組合せが上質な空間を演出するOrganicな空間。
角部屋の利点である多面採光のサッシには木製ブラインドを設置し、その隙間を光と風が居室を吹き抜けていく様子は、まるで自然に包まれたかのようで、住む人が身も心も寛げる空間となっています。魅せる、魅せせないものを分けられる収納や、カウンターとしてもデスクとしても使える大きなキッチンは居室に自然と解け合うよう設置。さらに間仕切りを立てず、床と天井のレベルを変えることにより居室とベッドスペースを開放的にゾーニングしているため、住居、SOHOどちらでも使いやすいプランとなっています。