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エントリー:800万円以上部門
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マルイエ
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http://www.renovation.or.jp/expo2013/oftheyear/view/411
[一戸建]
[エリア:京都府]
[掲載日:2013-09-09]
[事例掲載会員企業:
株式会社ビルド・ワークス
]
マルイエ
800万円以上部門
1,800万円(税込み)
4LDK
自由設計リノベ
家全体 /
Beforeコメント:
住宅地の中で、約23年間設計事務所として利用されてきた、鉄筋コンクリート造の建物。
目の前には公園が広がる気持ち良い好立地で、閑静な住宅街の中にありながらも、円筒のピカピカ光る総タイル張りという独特の外観や、本来は違法だが、完全に事務所として利用されてきた建物のため、トイレは男子用女子用と沢山あるが、キッチンも風呂も無い土足仕様の内観であることで、新たな利用価値が見出されないまま長期間に渡って買い手がつかず、建物が本来持つポテンシャルが完全に埋もれてしまっていた物件であった。
Afterコメント:
30代の4人家族が暮らす住宅へとコンバージョン。
360度ガラス張りの円筒形という、フツウではないメリットとデメリットを併せ持つこの建物が持つポテンシャルを、家族が暮らす住宅として最大限生かすべく設計を行なった。
タイル張りの外観は、剝がすのではなく、目地を埋めた上から白塗装を施し、シルバーに光るサッシは黒に、また一部に天然木の羽目板を用いることで、緑の多い目の前の公園とも馴染むデザインとし、オーナー奥様の強い要望でもあった、冷たい事務所ではなく「暖かい家」とした。
内部は、一度スケルトンの状態まで解体した後、まずは当初の事務所設計では後回しにされていたと思われる断熱補強を十分に行ない、実際の暮らしやすさに配慮した。
また内装においては、シンプルな空間と、素材を生かすことをテーマに、木部はフロアから階段、建具、カウンターに至るまで、全てをナラフローリング材で製作。他にも黒皮鉄素地で製作した造作キッチンや、コンクリート打ち放しの洗面化粧台など、多少手間は掛かるが、大切に使うことで住む人に愛着がわき、いつまでも家族と一緒に大切に育っていくよう想いを込めて素材選定を行なった。
これからこの家で育つ子供たちにも、本物の素材に触れ、愛着を持って物を大切にして育ってくれればと思う。
築年月
1990年09月
構 造
鉄筋コンクリート造2階建て
リノベーション面積
141.59㎡
施工期間
2012年10月~2013年2月
備 考
設計・施工 / 株式会社 ビルド・ワークス
株式会社ビルド・ワークス
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目の前には公園が広がる気持ち良い好立地で、閑静な住宅街の中にありながらも、円筒のピカピカ光る総タイル張りという独特の外観や、本来は違法だが、完全に事務所として利用されてきた建物のため、トイレは男子用女子用と沢山あるが、キッチンも風呂も無い土足仕様の内観であることで、新たな利用価値が見出されないまま長期間に渡って買い手がつかず、建物が本来持つポテンシャルが完全に埋もれてしまっていた物件であった。