古き良き洋画みたいな部屋

築32年を経過した築古ビル。2ＤＫの間取りには和室が二間。設備機器などは新築以降交換したことがない古びたものだった。エレベーターもなく、５階建てのため空室は改善されていなかった。

老朽化した設備機器や配管の更新に加え、ニーズの高い1LDKに間取り変更。日あたりの良いリビングには、ルーバードアで湿気を苦し、たっぷり収納を確保した。中部屋である寝室には空調が届くようにステンドグラスの開閉窓をつけてアクセントをつけた。水色の古びたタイル張りの風呂は大きな柱がありユニットバス設置が不可能だったため、古い洋画に出てくるみたいな｢猫脚バスタブ」を採用した。洗面はカップのデザインのボウル。遊びを持たせた。キッチンはお手入れ楽ちんな、ステンレスの業務用シンク。通勤通学にも便利なマチ近エリア。家賃はリノベーション前のほぼ倍に！以前はファミリーでもご入居頂いていたお部屋も、お一人やお二人での入居希望者がぞくぞく現れた。