気配(けはい)を感じる、 気配り(きくばり)住まい。

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2017-09-28   R mark

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2017-09-28  /   R mark

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■リノベーションポイント
3つの課題をクリアにした「回遊性のある空間」
(1)光と風の循環
既存は壁で分断された空間だったため光と風が循環せず、部屋全体が暗くて空気も淀んでいました。回遊性ある空間にしたことで、光と風が循環し明るく、爽やかな住まいになりました。
(2)オンとオフの切り替え
回遊性ある空間によって、ONとOFFを場所でコントロールできるようになりました。たとえば、家族同士がひと続きの空間にいながらも、少し場所を変えるだけで視線を外せたり物理的な距離をとったり、気軽にONとOFFを切り替えられます。
(3)家族のつながり
回遊性ある空間にしたことで「気配」も循環させました。たとえば、OFFのときに壁で完全に遮断するのではなく、キッチンと寝室が抜け感のある廊下でつながっていることで、離れていても家族の気配を感じられる、そんな「やさしいバランスのおうち」です。

■リノベーションを終えてみて
家族の気配を感じながら、ONとOFFを簡単に切り替えられる空間。仲の良い家族が「気配」で繋がることで互いを「気配り」合える空間になりました。また、この空間で育つ子供たちが「気配り」のできる人になるように、と親の願いも込められています。リノベーションは空間だけでなく、家族の繋がりや子育てなど様々な課題の解決策になりえる、そんな発見のあるプロジェクトになりました。

BEFORE


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当初3つの課題がありました。(1)既存の間取りは多くの壁で仕切られていたため光や風が循環せず息がつまりそうだった(2)家族思いの奥様は何事もがんばり過ぎてしまう性格だった(3)仲良い家族なので各々が部屋にこもるような家にはしたくなかった。これらの課題をリノベーションで解決しようと始まった家族プロジェクト。
■コンセプトは「やさしいバランスのおうち」
暮らしのなかにあるONとOFFのスイッチ。例えば家事や子育ての一場面がONだったり、夜のDVD鑑賞がOFFだったり…。元々がんばり屋さんだった奥様は、家族思いということも相まって1日の中でどうしても「ON」の時間が多くなっていました。そうなると体力的に疲れてしまいます。どうにか解決できないか?と打ち合わせを重ねて完成させたのが、ONとOFFを場所でコントロールできる空間・繋がりを感じられる空間である「やさしいバランスのおうち」です。

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 1LDK
    • 費用
    • 1100万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2004年9月
    • 構造
    • 鉄筋コンクリート
    • リノベーション面積
    • 71.32
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考

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