リノベーション計画をスタートした当初は、ヴィンテージ風なテイストを好まれていた施主様。打合せを重ね、緑豊かな周辺の環境や外観、明るい部屋に合うテイストを考えた時、「自然素材」を多く使う計画にシフトチェンジ。
フローリングは無垢の「レッドパイン材」。寝室の壁は「珪藻土」塗り。ダイニングカウンターは「桧」、洗面室には「ヒバ」。引き戸、収納棚、出窓カウンター、室内窓も無垢材で揃える徹底ぶり。さらには麻100％のカーテンを。
「オトナかわいい。」を実現したのは、アーチ開口と造作洗面化粧台。そしてブルーの空間。
ブルーの珪藻土に囲まれたアーチ開口は、かわいいだけでなく引き戸を付けることでWICとしての機能性を高めた。
洗面化粧台は施主様がこだわった洗面器を使い、カウンター、鏡、収納棚の高さは施主様の身長に合わせる設計を施した。
施主様のパーソナルカラーでもあるブルー。部屋のどこにいてもブルーを感じられるように効果的にブルーを配色した。
施主様と設計者が追及した「オトナかわいい。」
単なる「オトナかわいい。」に留まらず、周辺環境と調和した、ブルーな「オトナかわいい。」空間が完成しました。
BEFORE
海外留学の経験がある施主のT様。海外文化の影響があってか、いつしか自分も個性的な住宅を、と憧れを抱いていたそうです。
インテリアセンスも人一倍、リノベーションに対してのご要望も大変個性的。そんな施主様が選んだ物件は35㎡、小金井公園と玉川上水に隣接する築32年の中古マンションでした。
自然豊かな公園を一望できるお部屋は、気持ちのよい風と光を感じられるとても心地よいお部屋でした。
「オトナかわいい。」
そんなテーマで始まったリノベーション計画。施主様と設計者で幾つものアイデアを出し合いながらリノベーション計画が進んでいきました。
