キッチンを主役に家族が集える空間づくりをコンセプトに
間取りをつなげて20帖をこえるリビングダイニングを作り出しました。憧れていたベトングレーのアイランドキッチンとタイルで仕上げたキッチン、そしてヘリンボーン状にはった柔らかな仕上げのオーク床。広いリビングダイニングを2つの素材でメリハリをつけ視覚的に2つのゾーンを生み出しました。廊下へと続くタイルがより奥行感を生み出すよう、リビング廊下間のドアはガラスに。どこにいても家族の存在を感じられる住まいに生まれ変わりました。
BEFORE
スマホやパソコンを使えばどこにいても最新のトレンドを手に入れられる時代。それでも都市で働き都心に暮らしの拠点を置きたいと考える人はまだ多い。Yさん夫妻もそうでした。郊外の新築マンションを選ぶよりも、都心の住みたいエリアにある質の良いマンションを購入し、リノベーションして自分たちらしい暮らしをと考えていました。見つけたのは築14年のマンション。都心の中でも静かなエリアに建ち、窓からは風にゆれる緑が見えます。