大阪最古のRC造集合住宅に住まう

マンション  /   エリア:大阪府  /   掲載日:2017-09-26

マンション  /   エリア:大阪府

掲載日:2017-09-26

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地元に暮らし、幼い頃からこの建物に思い入れがあったという依頼主。購入したのは、40年間の空き家を経て、奇跡的に新築当時の姿をとどめていた一室。「この雰囲気を残して暮らしたい!」という要望に応えるべく給排水管や電気配線といったインフラは全て整え直し、残せるものは極力残すリノベーションを行いました。
RC壁(主に水回り)と竹小舞の土壁が混在していた室内。柱や鴨居はあえて残し、床は杉材の無垢フローリングを施工しました。吊戸棚や建具も既存再利用です。元は浴室のない間取り。しかし間取りの大幅変更は「らしさ」を崩してしまうとの理由からRC壁に囲まれトイレだった場所に、新たにシャワーブースを設置しました。入居後は食器棚やテーブルも古家具で揃えられ、ご機嫌に暮らされています。

BEFORE


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1932年築「トヨクニハウス」という名で知られる、大阪最古のRC造集合住宅。戦前は富裕層の住む高級賃貸住宅として建てられ、戦後居住者に払い下げられ分譲アパートになったという歴史ある建築物です。6棟が肩を寄せ合うように配置されていて、その一角だけタイプスリップしたかのような雰囲気を漂わせています。

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 1LDK
    • 費用
    • 759万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1932年3月
    • 構造
    • RC造2階建て
    • リノベーション面積
    • 43.00
    • 施工期間
    • 2016年2月25日〜2016年4月21日
    • 備考