社内マーケティングで30―40代の「子育て世代」をコアターゲットに見据えてリノベーション。
「居室はできれば6帖｣という不動産屋の概念や、使い方を限定された〇LDKという発想に捉われないリノベーションを目指しました。
家族の増減・成長に合わせてフレキシブルに活用可能。間取りの使い方に、これまでにない豊かな幅を持たせました。
たとえばLDKに隣接した和室。子どもが小さいうちは、キッチンからも目が届く子どもの遊び場として、家族で川の字に寝る寝室としても使えます。少し子どもが大きくなってくれば、客間としても利用可能。また洋室は夫婦の主寝室に、また入口に引き違い扉を採用することで、二人の子ども部屋にも変身。ゆとりをもたせたエントランスは、乳児期にはベビーカー、幼少期には自転車を置けるスペースに。シングルやDINKSなら趣味のアウトドア用品もたっぷり置けます。そんな玄関からの2Way動線を確保し、アトリエ・書斎・SOHO空間としても使えるサービスルームも用途が多彩──と、まさに変幻自在。
まさに子育て世代のお客様がご購入されました。
BEFORE
平成9年に建てられた、築20年の中古マンション。約72㎡の、ごくありふれたファミリー向け。
個人からの設計＆工事を受注したリノベーションをマーケティング分析して、再販物件に展開。
