お施主様は30代のご夫婦にお子様おひとりでした。
リノベーションに対するご要望は大きく3っ。
1.家族が団らんできる大きなリビングダイニング
2.家事の負担を減らす間取り。
3.家族が「楽しい！」と思える住まい。
1つ目のご要望である「大きなリビングダイニング」は、42㎡という1階部分の半分以上を占める
スペースがリビングダイニングキッチンとなりました。
奥様がキッチンに入っても家族団らんが途切れる事の無いようにキッチンはオープンスタイルの
対面キッチンとしました。
２つ目のご要望である「家事負担を減らす間取り」は、キッチンから洗面、洗濯、浴室、そして洗濯干し場に至るまで全てが一直線の動線になり最短距離で家事ができるようにしました。
お住いになられている現在は、家事の「ラクさ」を実感されています。
３つ目のご要望、家族が「楽しい！」と思える仕掛けには、黒板塗料を使用した黒板を各所に設置しました。
家族間のコミュニケーションのツールにもなっています。
そして、リビングにはハンモックも設置。いつも笑顔で笑い声の絶えない住まいが完成しました。
BEFORE
元々、こちらのお住まいには高齢者の方が おひとりでお住いでした。
お亡くなりになられたご主人様との思い出の住まいという事で販売を決意するまでに相当なお時間を有したそうです。
しかし、販売を委託された不動産業者に築年数の古さから「建替え用地」としての販売を進められたそうです。
思い出の住まいが取り壊されてしまう悲しさから「売る」ことをやめようかとも考えられたようでしたが
渋々、「建替え用地」としての販売を承諾され、「古屋付き土地」として販売が開始されました。
その時、この物件に出会えたのが弊社で物件探し中のお施主様のS様でした。
物件を一目見た瞬間に一目惚れ。
こんなに良い建物が取り壊される前提で販売されてるなんて！ もったいない・・・。
この建物が取り壊されることなくリノベーションで甦る事を聞いた、お婆様は涙を流して喜ばれたそうです。
