コタツと畑と青い空

マンション  /   エリア:神奈川県  /   掲載日:2017-09-28   R mark

マンション  /   エリア:神奈川県

掲載日:2017-09-28  /   R mark

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玄関を抜けて目に入るのは、和室に置かれたこたつと"縁側"。その先には、物件購入の決め手となった広い庭。マンションなのにどこか一軒家のようです。これまでの「リノベーション」にはなかった要素が盛り込まれ、郊外のゆったりとした空気感が反映された暮らし。時々、近所に住むお父様が来て、庭の一角にある菜園作りを手伝ってくれるそうです。

リノベーションに際しての要望は、ワークスペース、和室、夫婦の寝室とゲスト用の寝室があることでした。とはいえ、限られたスペースにすべてを詰め込むのは無理があります。そこで、和室がゲスト用の寝室を兼ねることにしました。将来的には子ども部屋にすることもできます。
全体の構成で大事にしたのは、庭と室内の関係です。ゆるやかに外と内がつながるよう、インナーテラスを作る提案をしました。さらに窓側に置いた和室は小上がりにし、縁側のように使えるよう設計しています。畳は、LDのフローリングの色に合わせて栗色にしたので、コンテンポラリーな雰囲気です。リビングから一続きの空間なので、和室を含めてL字型のリビングのような感じですね。
玄関はアウトドア感のあるざっくりとした雰囲気にしたいとのことだったので、OSBをそのまま使い、オープンなシューズ棚を設置。さらに、同じ空間にワークスペースを造りました。玄関とつながっている空間なので、ワークスペースは“離れ”といった趣です。

BEFORE


Sさんご夫婦はお二人とも横浜市出身。それまで住んでいたご実家近くで、1階か、2階以上ならエレベーター付きのマンションを探していました。

そんなときに見つけたのが横浜の郊外にあるこの築45年のマンションです。一度もリフォームされていない部屋だったのでかなり傷んでいましたが、なんといっても大きな庭があります。マンションの1階はいやがる人もいますが、庭があると一軒家のような暮らしができます。お二人は庭を一目で気に入り、物件購入に踏み切りました。

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • after plan
    • 費用
    • 870万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1971年3月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 65.53
    • 施工期間
    • 2016年3月〜2016年5月
    • 備考