オーガニックテイストの1LDK（トンネルクローゼット付！）

和室のある2DK。50㎡に満たない空間をうまく活用した間取りではあったが、主寝室としての利用が想定される洋室はクローゼットが小さく、洋服類の収納スペースは心もとなかった。またコンパクトな空間の中に和室の存在感が大きく、ソファを置いてゆったりくつろげるスペースがない点も改善点と考えた。

賑わいのある駅前立地とコンパクトな面積という点から、若い単身～DINKSの住まいと想定。明るく、自然素材も盛り込んだナチュラルな空間づくりを行った。和室は撤去し、ＬＤＫを12.1畳まで広げ、ゆったりとくつろげるリビングに。タイルや木集成材の棚を設けたキッチンは、既製のキッチンとは異なる優しい雰囲気で好評を博した。また課題であった収納は、洋室とＬＤＫの両側に開口を設け、どちらからも出し入れ可能に。コンパクトな物件の中でリビングと洋室の両方の収納を確保しつつも使い勝手の良さを実現した。