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マンション  /   エリア:宮城県  /   掲載日:2022-09-20

マンション  /   エリア:宮城県

掲載日:2022-09-20

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本プロジェクトの舞台は、仙台駅に近く「杜の都」仙台のシンボルとして市民に親しまれている広瀬川を望むマンション。
仙台の市街地は広瀬川の中流域にあり、都市と自然とのコントラストが魅力的な街です。そのため、こうした景観・立地が魅力のマンションが数多くあります。そんな中古マンションの価値を見直し、今の時代に合わせた活用方法のご提案です。
今の住空間には“柔軟性”が求められています。環境の変化にあわせた新しい別の“標準的”な住空間を押し付けるのではなく、多様性を支える柔軟性です。これからの住空間の在り方と向き合うと、決して無難な選択肢としてではなく、広々とした多目的に使えるスペース(=リビング)の重要性が見えてきます。個室を最低限に、家族それぞれが自由に過ごせるパブリックな空間を広く確保することで、住まい手が「暮らす」以外のほかの活動を両立させることができます。こういった考えをベースに、物件が持っている広さと景観ポテンシャルを大切にした結果、約30帖のリビングと、広瀬川を中心とした景観を楽しめる間口いっぱいに広がる窓を住まいの中心に据えた住まいが完成しました。いつの時代も人々に愛されるクラシックでシンプルなデザインの住まい。変わらない美しい景色をバックに広い一つの空間で、家族の存在を感じ、時間と景観を共有しながらそれぞれが思い思いに時を過ごす、こんな暮らし方はいかがですか。

BEFORE


before image

コロナの影響を受け、家以外で行ってきた活動が制限され、それらを家の中で再現しようと試みてきました。家の中であらゆる活動を両立させようと様々な試行錯誤の結果、生活の幅を支えるには「柔軟性」と、今まで以上に「広さ」が求められているように感じます。しかし、新築の場合、価格が高くて十分な広さが取れません。そのため、広さを諦めて立地や価格を優先するケースは少なくありません。
一方で、仙台には「広さ」と「立地」を兼ね備えたポテンシャルの高い中古物件が数多くあります。今回のリノベーションの舞台となるマンションもその一つです。1972年8月築 和室2間続き、洋室、リビング、ダイニングキッチン、大きな納戸を備えた100㎡超えの3LDK。
この部屋の「広さ」「立地(景観)」を大切に、リノベーションの認知度向上、そして、リノベーションの価値を最大化する試みの一環として本プロジェクトに取り組みました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 1LDK+WIC
    • 費用
    • 1550万円(税込)
    • 形態
    • 再販モデル
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 断熱改修
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1972年8月
    • 構造
    • 鉄骨鉄筋コンクリート造
    • リノベーション面積
    • 112.14
    • 施工期間
    • 4
    • 備考
    • 企画・デザイン:株式会社N’s Create. / 設計・施工:株式会社エコラ

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