築45年を超えたレトロなマンションのリノベーションだからこそ、今後何年にもわたって快適に過ごせるように住宅設備は全て交換。壁・天井や床も全て新しい装いに変身させた。
入居する方が老若男女どなたであっても気に入っていただけるよう、内装はホワイトをベースにしたモノトーンのデザインで、明るくシンプルな雰囲気に仕上げた。廊下・倉庫の床にはレトロなタイル調のクッションフロアを使い、飽きのこないような変化を加えている。
また、洋室にはアクセントクロスをDKからも見える位置に採用し、奥行感を加えた。
住宅設備もホワイトで統一。改修前はキッチンの壁がタイル貼りだったため目地の掃除が懸念点だったが、改修後はキッチンパネルを貼り、掃除のしやすさを向上させた。
改修前の玄関収納は玄関の幅より小さいサイズのものだったため、新たにぴったりサイズのものを設置。収納力が大幅にアップした。また、洋室の押入はクローゼットに変更。中に仕切りを設けることで収納しやすくなった。
照明も一工夫。廊下や洗面所、キッチンなどは天井を作り、LEDダウンライトを設置して十分な明るさを確保した。照明交換の手間を省けたり、日々の電気代の節約が期待できる。
綺麗さ・使いやすさ・収納・電気代といった基本的な部分を整えることが、ここで新生活を始める方へのエールとなることを願って。
BEFORE
改修前は全体的に古く、暗い雰囲気。
また、住宅設備は経年劣化しており、新しく住むにあたっては新品に交換したくなるような状態だった。